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パート主婦は扶養内でいくらまで稼げるのか?税金で損をしない知識!

パート主婦は扶養内でいくらまで稼げるのか?

扶養に入っている主婦の方で、パート勤務の方って多いですよね。

わたしも妊娠前まで週3でパートをしていました。

 

扶養に入りながら働いていると、一体いくらまで稼いでいいのか?と気になりますよね。

103万の壁や130万の壁というものを聞いたことがある方もいると思います。

2018年には150万まで稼げるようになった!という話もありました。

 

では実際のところ、扶養に入っている主婦はいくらまで稼げるのでしょうか?

元税理士事務所勤務のわたしが難しい言葉を使わずに、どこよりもわかりやすく解説いたします。

 

パートでの収入のみの方が対象になりますので、副業のある方は対象外です。

 

パート主婦は年収103万以下に抑えるのがベスト

いきなり結論を言いますが、年収は103万以下に抑えるのがベストです。

 

え、じゃあ130万とか150万の壁ってなんなの?と気になりますよね。

気にならないという方は年収103万以下に抑えればいいんだ!ということを覚えておいてもらえれば大丈夫です。

 

それでは、気になる方向けになぜ年収103万以下に抑えたほうがいいのかを解説いたします。

 

所得税がかからない

年収103万以下にすると、所得税がかかりません。(パートでの収入のみの場合)

逆に言えば、超えた分だけ所得税がかかってしまうということです。

 

所得税は超えた分の5%が引かれます(年収260万以下の場合)

105万稼いでしまうと1000円は所得税として持っていかれる計算です。

計算式:(105万-103万)×5%=1,000円

 

年収103万を超えなくても、月88,000円を超えると給与から所得税が引かれます。

ただし、年収103万以下なら年末調整を行うことで引かれた所得税は戻ってくるので安心してください。

年末調整は払いすぎた税金を戻すための制度です。

 

夫の税金が安くなる

扶養に入っていると夫の税金が安くなるという話は聞いたことがありますよね。

これには妻の収入が条件となっていて、妻の年収が103万〜150万の場合、一番税金が安くなります。

 

この150万というのが20181月に変わった税制度です。

しかし、夫の税金が安くなっても年収150万稼いでしまうと所得税23,500がかかってしまいます。

時給1,000円のパートをしていた場合、23時間30分を税金で引かれてしまういうことです。

 

ちなみに夫の収入が年収1220万を超える場合、税金を安くする制度は利用できません。

 

社会保険(健康保険・年金保険)が免除になる

扶養に入る最大のメリットは社会保険免除になることです。

これにも妻の収入の条件があり、年収130万未満の見込みである必要があります。

 

よく聞く130万の壁というのはこの社会保険料・年金に関するものです。

ただ年収130万未満の見込みとあるように、年収130万を超えてしまったからといってすぐに扶養から外れてしまうわけではありません。

 

月収108,333円(130万/12カ月)が3ヶ月続いた場合や半年時点で65万の収入がある場合など、加入している健康保険組合(夫の会社)により条件は若干異なります。

超える可能性があるのであれば、HPで確認したり、直接問い合わせておくと安心です。

ちなみ交通費や残業代、ボーナスを含めた金額になりますので、注意してください。

 

超えてしまうと国民健康保険+国民年金を払わなければいけなくなってしまうので、たくさん稼いでも結果として手元に残る金額は少なくなってしまいます。

職場によっては職場の社会保険に加入できる場合があるので、もし超えてしまった時は職場の健康保険組合に相談してみてください(職場の社会保険は一部職場が負担してくれます)

 

国民健康保険料は前年度の収入から計算されるので、前年度までフルタイムで働いていた人は1ヶ月あたりの負担がかなり大きくなります。
地域によって異なりますが、年収350万の場合は1ヶ月15,000円前後です。
一方、国民年金保険料は誰でも同じ金額を支払います。
H31年度は1ヶ月16,340円です。

 

例:前年度の年収150万の場合
1ヶ月あたり24,340円を自己負担で払う必要があります。
国民健康保険料8,000円(地域により異なる)+国民年金保険料16,340円=24,340円

 

前年の収入がいくらあっても、現在の収入が少なければ扶養に入ることができるので、社会保険(国民健康保険・国民年金)は免除になります。

 

月額88,000を超えると職場の社会保険に入らなければいけないこともある

ここまでの話を聞いて、所得税で持っていかれる金額は5%と微々たるものだから社会保険が免除になるギリギリの月収108,332円分まで稼ごうと思った方もいるかもしれません。

ですが、社会保険に関してはもう1つ気をつけなければならないことがあります。

 

規模の大きい会社で月額88,000円を超える収入を得ているかつ、週20時間以上働いている場合、職場の社会保険(健康保険・厚生年金)に加入しなければならなくなります。

月額88,000円は1年に換算すると106万円なので、106万の壁というのは職場の社会保険に強制加入させられるかどうかの基準です。

 

とはいえ、月額88,0000円を超えたらすぐに加入ということではなく、職場の健康保険組合ごとにルールを決めているので超えそうな方は直接問い合わせてください。

ちなみに月額88,000円の判定は交通費や残業代、ボーナスを含みません。

 

住民税は年収100万を超えるとかかる

ここまで所得税、夫の税金が安くなる、社会保険免除についての話をしてきましたが、最後に住民税の話をします。

実は年収103万に抑えても住民税の支払いは発生してしまうのです。

 

住民税に関しては年収100万以下までしか、免除の対象になりません。

しかし、住民税は年収103万に抑えておけば、年7000〜8000円程度しか発生しないのでそこまで意識しなくて大丈夫です。

ただし、住民税も前年度の収入から計算されるので、前年まで正社員として働いていたという方は注意してください。

 

住民税は年収100万以下までは免除されますが、これを超えると100万を超えた分にだけ住民税がかかるというわけではありません。

年収100万を超えたら、98万円を超えた分で住民税が計算されます。

例:年収100万の場合
年収100万を超えていないので、住民税はかかりません。

例:年収101万の場合
年収100万を超えているので、住民税がかかります。
101万-98万=3万
この3万から住民税の計算をすると年6,500ほどです(東京都中央区の場合)

 

扶養内で働くなら103万は超えないほうがいい

所得税、社会保険、住民税の支払い、夫の税金が安くなることを考えると、扶養内で働く場合は103万は超えないほうがいいといえるでしょう。

もし住民税も免除されたいということであれば、もう3万抑えて年収100万以下にするよう調整してください。

ABOUT ME
Akiko
専業主婦のアラサーママ。引きこもり体質な在宅ワーカーです。